クメール(カンボジア)お正月2006リポート

Khmer New Year 2006 Report
 
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ソンダップ先生の入門クラスリポート 

ソンダップ先生の誘いで、クメール語受講生の皆さんは、日本でカンボジアのお正月を初体験することになりました♪普段、なかなか日本では食べられないカンボジア料理も楽しみの1つです。ソンダップ先生は「民族衣装を着て、踊るわよ!」と大張り切り。食べて、飲んで、踊って…、明るく陽気なカンボジアの新年会リポートです。
 クメールの新年会は、在日カンボジア人留学生協会の主催で、東京都駒場の留学生会館で行われました。17:30に開会予定でしたが、実際には1時間遅れでスタートしました。開始時間が遅れるのはいつものことだそうです(笑)。ソンダップ先生いわく「時差があるから」

 まずは、今春より日本に留学することになったクメール人大学生の紹介がありました。クメール語で自己紹介しているので、内容はあまりわからないのですが、クニョム(私)とか、クマエ(クメール)など、少しだけ単語が聴き取れました!
 続いて、在日カンボジア王国大使(写真左)からのご挨拶です。クメール語でご挨拶されたので、日本語の通訳が付きました。
 ソンダップ先生(写真右)も、ワインレッドの鮮やかなカンボジアの民族衣装でドレスアップ!カンボジア人の女性は、色とりどりの美しい刺繍の入ったレースのブラウスに、シルクのロングスカートを身に着けています。スカートのすその金色の刺繍がワンポイントです。

 ブラウスは身体にぴったりしているのですが、スカートはホックをずらして付け替えれば、少しくらい太っても大丈夫(!)とのことでした(笑)。

 カンボジア旅行の際に買い求めたスカートとスカーフ姿で参加したINJ受講生もいました。シルクの民族衣装は、思い出に残る旅行のお土産としてもいいですね。
 挨拶の後は、いよいよカンボジア料理でのお食事タイム!ニュアム・ミスォー(春雨サラダ)は、鶏肉、きくらげ、キャベツ、トマト、ピーナツなども入っており、酸味の中にぴりっとした辛味もあります。

 味はタイ料理の春雨サラダに似ていますが、甘さ、酸味、辛さは、それほと強くありません。カンボジア料理は、タイ料理に比べて全体的にマイルドに仕上がり。それほどクセはなく、日本人向きの味です。
 タイのナンプラー、ベトナムのニョクマムに代表される魚醤は、日本でもすでにおなじみですね。カンボジアでは、トゥック・トレイと呼ばれ、スープや煮物など、多くのカンボジア料理のコク出しには欠かせません。

 このサイコー・アングと呼ばれる焼肉料理にも、かくし味にトゥック・トレイが使われていて、ビールのつまみにも、ご飯にも合う一品でした。
 チュルク・ボンラェは、カンボジアのピクルス(野菜の酢漬け)。甘酸っぱい味は、肉料理と共に食べると、口の中がさっぱりとします。
 ビールを飲みながらの食事の後は、「椅子取りゲーム」が始まります。「ソンダップ先生がんばって〜!」と声援を送ると、「ええ、がんばるわよ〜!」とやる気まんまんです。
 音楽が鳴り終わった途端、椅子を奪い合う参加者!あ〜ぁ!ソンダップ先生とカンボジア人男性が同じ椅子に座ってしまいました!ソンダップ先生の方が少し早く座ったようにも見えますが、はたして??
 
  「レディーズファースト」の声もありましたが、結局、じゃんけんで勝敗を決めることに。カンボジアのじゃんけんは、ニョーニュー(ハンマー、日本の石にあたる)、コントライ(はさみ)と、クロダッ(紙)で勝負します。ハンマーははさみに勝ち、はさみは紙に勝ち、紙はハンマーに勝ちます。

 かけ声は「ムォイ、ピー、バイ!(1、2、3!)」。さて勝敗は??男性はニョーニュー(ハンマー)を出し、ソンダップ先生はコントライ(はさみ)を出しました。ああ、残念!ソンダップ先生は負けてしまいました。
 ゲームの後は、カンボジア人達が待ちに待った踊りです。ソンダップ先生も、今回、踊るのを一番の楽しみにしていました。

 最初の踊りはエビ取りの踊り。川でざるを使ってエビを取るしぐさがユニークです。両腕を前に伸ばして、左右に振った後、手首を手前にくるりと返す動作を繰り返しながら、前に進みますます。このように、カンボジアには生活に根ざした踊りがたくさんあります。
 ソンダップ先生の指導で、生徒さん達も一緒に手の振りや、足のステップをチェックします。生徒さん達も、ソンダップ先生の後について、踊ってみることにしました。パーティの参加者に混じって、輪になって回りながら踊ります。 
 2〜3周踊っているうちに、だんだん上手になってきました。カンボジアの踊りは、何種類もありますが、どれもシンプルなので、初めての人でもすぐに踊ることができるようになります。

 プロの踊り手さんは、手の指をグッと後ろに反らすなど、細部まできちんと気を配って踊るとのことですが、ここはお祝いの席。皆、細かいことには気にせずにひたすら踊り続けます!
 パーティーの最後は全員が踊りまくります!伝統的な踊りの他に、今風のクラブ系の踊りもありました。カンボジア人は、日頃から踊り慣れていて、男性も女性も踊りは上手です。

 カンボジアでは、お正月や結婚式などのパーティーの際には、必ず踊りを踊るとのことでした。
 曲が終わると、皆、会場の隅のテーブルにさっと戻って、飲み物でのどの渇きをうるおしますが、次の曲が始まると、すぐに中央に出て踊り始めます。

 ソンダップ先生も、椅子に座ってちょっと休憩していると、すぐに友達に誘われて、中央の輪に連れて行かれてしまいます。全く休む暇もなく、皆、踊り続けます。「今日はひさびさに踊りまくるわよ!」とノリノリ♪
 カンボジアのお正月は、踊りで終了しました。在日カンボジア人の皆さんは、明るく陽気な人たちばかりで、パワフルです。日本に居ながらにして、カンボジアの雰囲気を感じることができる貴重な1日でした!